当院では、むし歯の治療痕や前歯の隙間などを自然な見た目に整える「ダイレクトボンディング」を行っております。この治療は、高精度な審美修復用レジン(歯科用プラスチック)を歯に直接盛り付け、本来の形や色を再現する方法です。型取りを行って作製する被せ物などと比べ、健康な歯質を極力削らずに残せる点が特徴です。お口の中で直接色調を調整しながら丁寧に積層していくため、天然歯のような自然な透明感を目指せます。比較的負担が少なく、見た目の違和感を抑えたい方におすすめの治療法となります。歯の審美面でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
当院でのダイレクト
ボンディングについて

ダイレクトボンディングとは、むし歯を削った部分や歯のすき間、欠けてしまった部位に高品質な歯科用樹脂(コンポジットレジン)を直接盛り付けて修復する治療法です。型取りを行って銀歯やセラミックの詰め物を作製する従来の方法では、詰め物を固定するために健康な歯質まで大きく削る必要がありました。一方、ダイレクトボンディングでは、接着技術の活用と精密な処置によって、むし歯の感染部分やすき間など必要最小限の切削にとどめることができます。ご自身の健康な歯を多く残しながら、自然な見た目と噛み合わせを整えることが可能です。
マイクロスコープを
用いた精密な築盛
当院のダイレクトボンディングでは、視野を肉眼の数十倍に拡大できるマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を活用しています。歯と詰め物の境目に微小な段差や隙間が生じると、そこにプラーク(歯垢)が溜まり、むし歯の再発(二次むし歯)や歯周病の原因となります。拡大視野のもとで処置を行うことで、肉眼では見落としがちな微細な凹凸や境界部分を正確に把握しながら、ミクロン単位の精度でレジンを一層ずつ丁寧に盛り付け(築盛)ていきます。歯との段差を限りなくなくすことで、清掃性を高め、長期的な歯の健康維持につなげています。
色調と形態の再現
に関する取り組み

天然の歯は単一の色ではなく、内側の象牙質から表面のエナメル質にかけて、深みのある色合いや透明感、微妙なグラデーションを持っています。当院では、色調や透明度、粘度の異なる多彩なレジンを取り揃え、患者様の周囲の歯の色や質感に合わせて複数層を重ねて築盛する「多層築盛法」を採用しています。歯本来の解剖学的な溝や丸み、先端の透明感まで細やかに再現し、周囲の歯と見分けがつかないような自然な仕上がりを目指します。前歯のすき間(すきっ歯)や軽度の変色、銀歯のやり替えなど、見た目の自然さにこだわりたい患者様にも適した選択肢です。
治療期間・通院回数の目安
ダイレクトボンディングは、型取りをして歯科技工所で製作する工程を挟まないため、治療期間を短縮できる点が大きなメリットです。
軽度のむし歯や1〜2箇所の修復であれば、基本的に1回の処置で形態修復まで完了します。広範囲の修復やすきっ歯の改善などで複数本を処置する場合は、初日にカウンセリング・診査を行い、後日処置を行うなど2回程度のご来院となる場合がございます。
治療費用・保証に関するご案内
当院で行うダイレクトボンディングは、精密な拡大視野下での処置や高品質な材料・
接着システムを用いるため、基本的に自由診療(保険適用外)となります。
欠損の大きさ、処置部位(前歯・奥歯)、必要な築盛の難易度によって異なります。
強い衝撃や歯ぎしり・食いしばりなどにより、詰め物が欠けたり摩耗したりするリスクがございますが、万が一の場合も部分的な補修が可能です。事前のカウンセリングにて、適応の可否や詳細なお見積もり、保証内容について丁寧にご説明いたします。
